🔰 そもそも「株」って何?
会社の所有権を細かく切った「かけら」です。1株でも持てば、あなたはその会社のオーナーの一人。 だから利益の分け前(配当)がもらえて、会社が成長すればかけらの値段(株価)も育ちます。
では株価はなぜ毎日動く?——「短期は人気投票、長期は体重計」(グレアムの格言)。 短期はニュースや気分で揺れ、長期では実力=業績に近づく。 その「体重計の読み方」が財務諸表とIRです。
1. ものさし① PER —「何年分の利益の値段か」
🔰 PER(株価収益率)= 株価 ÷ 1株あたり利益。「その値段は、利益の何年分か」を測るものさし。 ラーメン店を買うとき「年商じゃなく年間利益の何倍払うか」で考えるのと同じです。
日本株の平均的なゾーン(15倍前後が目安と言われる)
2. ものさし② 配当利回り —「持っているだけで年何%か」
🔰 配当利回り= 年間配当 ÷ 株価。預金金利のような見方ができるものさし。上のスライダーの株価と連動しています。
⚠️ 利回りが高すぎる株は「株価が下がって見かけ上高い」ことも。なぜ高いかを財務で確かめるのがプロの手順。
3. 一番大事:複利を体感する(積立シミュレーター)
🔰 複利=増えた分にも利息がつく「雪だるま」。アインシュタインが“人類最大の発明”と呼んだとも言われる仕組み。時間が長いほど後半で爆発的に効くのを、自分の目で確かめてください。
薄い緑=積み立てた元本 / 濃い緑=複利で増えた分(税・手数料は考慮しない仮定の計算)
💡 気づきましたか? 後半の5年の伸びが最初の5年よりずっと大きい——これが「早く始めるほど有利」と言われる正体。 そして王道の3原則が 長期・分散・積立(NISA はこれを税金ゼロで応援する国の制度)です。
⚠️ リスクの正直な話(ここを飛ばす教材は信用しない)
- ・株に元本保証はありません。上のシミュレーターの年率も「仮定」で、実際は上下に揺れます
- ・暴落は必ず来ます(数年に一度)。生活費や近々使うお金では買わないのが大前提
- ・「絶対もうかる」「今すぐ」という言葉が出たら、それは投資の話ではなく詐欺の合図です
4. きほんクイズ(3問)
Q1. 株を1株買う、とはどういうこと?
Q2. 「株価は短期では人気投票、長期では体重計」の意味に近いのは?
Q3. 「卵を一つのカゴに盛るな」が教える投資の原則は?
🚪 次の一歩
ものさしの感覚ができたら、本物の数字で試す番です。実在企業のIRを読む「NTT編」へ。 そして「体重計の読み方」=財務諸表・簿記に戻ると、全部が1本につながります。
⚖️ 本ページの計算はすべてあなたが動かした仮定の数値によるもので、将来の成果を保証せず、特定銘柄・商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
Sappolab × 投資学習シリーズ(きほん編)